2009年03月26日

研究者ってどんなイメージ??

父は母の大学の頃の先輩である。

そして、今は縁あって大学の教員をしている。
いちおう理系。

父の働く大学では、保護者会なるものがある。
小学校であるような「個人懇談」みたいなものかなと推測する。
もちろん、希望する場合だけなので(たぶん・・・)
ほんの少しのヒトしか面接にはこない。
地方から来ているヒトもいるので先生が地方に出向いて地方会場でも面接がある。
もちろん、事前予約だが。
  ってか、大学になってまでも懇談会があることにびつくりしたが・・・


で、当然のように父も毎年何人かの面接をする。
帰ってきた父から毎回のように聞くことは



学生の両親「うちの子は、ヒトとの付き合いが苦手なので、
      研究職・研究者にしたいんです・・・云々」
 父   「人付き合いが苦手なら、研究職は無理です」


確かにね。
たまたま、母も研究職(かな?)についてたけど、
人付き合いは大事な要素。
会社内の営業や製造にかかわるヒトとのコミュニケーションがとれなくちゃ
研究の意味ないし、
同じ業種の研究者との交流ももちろん重要。
検査所や、役所の人とのつながり、
大学の先生方との接触、
その他諸々人付き合いなくして研究なんてできない。

学会や発表会につきものの懇親会、
あれも、ただの立食パーティーというよりは
誰かつかまえて話して、情報交換したり、刺激をもらったり
時にはいいネタもらったり。
そしてメアド等の交換(俗にいう名刺交換!!)

人付き合いが苦手ってなると、懇親会に出なかったり
出てもふちでじーっとしてしまったり
せっかくいい情報が飛び交ってる間に入れないのは
研究者としてはもったいない話。致命的かも。

まぁ、母はたいしたことやってなかったから大きなことは言えないけどね。

ってことで、

研究者は内にこもって一人の世界
って言うのは多分間違ったイメージです。

たまに考え込んで話しかけられないこともあるけど
人付き合いは得意です。


ただ、学生気分が抜けきってない
ピーターパンのような人が多いのも事実です。
・・・母の知る範囲ではね。
 筑波とかの研究施設の人も、地方公務員も会社の研究所の人も大学の先生も

で、ちなみに父の今回の出張は学会。
今回はどんなネタ仕入れてくるのかなぁ。


さらに、この春からのスイス行きも去年の国際学会で知り合った人に
「スイスの研究所で一緒にやらない?」
みたいなことになって1年間行くことになった。
   だから突然決まったんだけど・・・
人付き合いってすてき!!


Posted by ちうりっぷ at 21:37│Comments(2)TrackBack(0)生活

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この記事へのコメント
初コメ失礼します!
うちのダンナも研究職です。そして所謂研究員のイメージとは
かけはなれた社交家です。
ずうずうしい性格なので、日本人でも外国人でもかまわず話しかけてますw
そして、ちうりっぷさんのご主人と同じように学会で知り合った大学の先生に
誘われてスイスに行く事になりました!!
なんだかとっても似たような境遇でしたのでコメントしてしまいました。
Posted by ちぱ at 2009年03月27日 16:10
ちばさんへ

ほんとにてますね。
お互い、小さい子供を抱えて大変ですが、
折角の機会なので楽しみたいなとおもってます。

そして父にはしっかり成果をあげてもらいたい・・・な。(←本音)
Posted by ちうりっぷ at 2009年03月27日 19:24
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