2009年09月02日

言葉 言語 おはなし

ウィンディーが幼稚園に通うまでの4ヶ月間、


買い物して

公園行って

家にいて


これの繰り返し。

週に1〜2回の育児サークルも日本語だし、

現地語どころか、英語すら話す機会もほとんどないまま過ごしていた。

あ〜。このまま日本語のみで帰るのね〜と思っていた。



ところが、幼稚園に入るようになって少しずつ状況が変わってきた。


まずは、朝、先生とのちょっとした会話。

母、ほとんど単語を並べるだけ。

日本の幼稚園でもそこまで先生と毎朝会話ということは無かったけど、

それでも、子供が離れない時は「どうしたの?」ってきかれたし、

そんな感じの会話がスイスでもある。


結局、母、特に何も言えず「問題ないです。ちょとナーバスなだけ」としか言えず。





お友達のお母さんも、日本なら

『英語、話せないから話しかけられないわ』

って感じが多かった気がするが、こちらの人は

「英語、ドイツ語どっちがいい?」

ときいてくる、英語堪能な人、

「ドイツ語しか話せないんだけど...」

と言いながら、母よりかなりうまい英語で話しかけてくる人


とにかく、いろんな人が話しかけてくれ、

『ひとりぼっち』でぽつーんとたたずんでいるさみしー感じにはなりません。





ただ、母の語学力の無さに、会話は続きませんが、、、(涙)







また、子供達も、一生懸命スイスージャーマンで話しかけてくれます。

でも、わからなくっていつも「ごめんね、わからなくって」としか言えません。




先週の金曜、森へ散歩の日でした。


出発前。お友達と2人ペアをつくってるとこ。




お迎えにいくと、森から早めに帰ってきたのか校庭で
『ハンカチ落とし』ならぬ『帽子落とし』をして子供達が先生と遊んでいました。
ウィンディーはこっちに気付いた様子で少し手を振りました。



母は、ウォーティーと微笑ましく見てました。そのうち授業が終わる時刻になり、

みんな立ってちょっと体を動かし、挨拶。



ん?

ちょっとなんかウィンディーの様子がおかしい。

トイレでもいきたいのかな?

挨拶が終わって、こっちに駆けてくるかと思ったけどなかなかこない。

迎えにいってみると、うずくまって動かない。

聞くと、お腹が痛いらしい。ウィンディーはよくお腹が痛くなる。

今回もそれだろうけど、それでもいつもより痛がる。

2歳のとき、鼠径ヘルニアは手術でなおしたけど、
別の場所からもなる場合もあると言われていたので、
まさかまた??と思うくらい痛がった。

幸い、どこも脱腸している様子はなく、本当にいつものストレスによるもの。

ウィンディーが言うには、森では楽しく遊んだと。

でも、帰る時にお腹が痛くなって、でも先生に言えず、

ずーっと我慢してたんだって。

それで、ズンズン痛くなったと。


とりあえずはトイレに行き、おしっこだけはさせたが

さほどよくならず。

学校でのんびりしていれば治るんだろうけど、
幸か不幸か出てくるときサニーが寝てたので家に寝かせてありのんびりもできない。

抱っこされても痛い!と痛がるウィンディーを片手に抱き、

ウォーティーをスクーターに乗せて引っぱり、

これでサニーがいたら、つれて帰れないから、
置いてきてよかったのかなと思いながら。
坂を上って家まで帰りました。


結局、1時間くらい安静にしていたら、いつも通りけろっと治って

育児サークルにも参加しにいけたんだけどね。



こんな時、先生に『お腹が痛いです』と言えるようになってくれたらいいなと思うし

言葉を知ってても恥ずかしがって言わないだろうから

母が前もって『この子は時々、心配なことがあるとお腹が痛くなるんです』

ということを先生に伝えられたら...と痛感しました。




外国で、ただ生活するだけならば言語は母レベルでも生活は可能。あった方がいいけど


でも、子供にお友達ができたり、学校(幼稚園)に行き始めると
ものすごく重要になりますね。



さてさて、母、どうする?
先生も、親御さんも英語はできそうなので
まずは英語を今より少しでもできるようにならないとね。

本当はお友達の言ってることも分かるようになりたいんだけどね...
子供の話すスイスージャーマンは分かりにくいわよってスイス人のだんなさんをもつ友人が言ってたなぁ〜



ウィンディーにはとりあえず

『お腹が痛くなったら日本語でいいからお腹が痛いって言ってお腹を押さえれば
 きっと分かってもらえるから、とにかく日本語でいいから言いなさいね』

とは言い聞かせました。 たぶん言わんだろうけど...日本でも言わずに我慢してたしな


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この記事へのコメント
語学 難しいですね。
我が家一かそろってボストンで。
地下鉄乗るのにコインがいる。しかし無い。運転手が社内で両替しても羅というので、息子に英語の実地勉強とばかりやって濃いといったら、1ドル札もって社内を歩いて「チェンジ、チェンジ」って。おかげでコインに変えてもらえた。何か恵んでくれた人もいたようだけど。
ボストンでは、ベトナム人と間違われたという話も家族から聞いた。
大きくなれば、開き直るだろうけどねぇ・・

がんばってください。
Posted by 生田生田 at 2009年09月02日 13:16
生田さん

知り合い同士なら大きな態度だけど、
それでも肝心なところは引っ込み思案な娘。
娘よ!もう少しがんばれ!!

と、応援しつつ自分もがんばらなくちゃですね。
Posted by ちうりっぷ at 2009年09月02日 16:34
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