2010年02月19日

あら残念!

父、ちょっと花屋へ立ち寄ったついでに、種子を買ってきました。

日本に種子は検疫を通せば持って帰れます。
(ちなみにスイス間での防疫はこちらその他の国はこちら参照)

植物、動物などを持ち込む際、どうしても検疫というシステムがあります。

これは、その国(地域)にはない植物や動物の流入を防ぐ目的と、

その国(地域)にはない病害虫を防ぐ目的等があります。


前者は、分かりやすいところでいえば、

ブラックバスブルーギルブタクサ西洋タンポポといったところでしょうか。


後者だと、その関係で『麦わら、稲わら』などの細工物も

日本への持ち込みが不可能である事は有名(?)です。

有名になったのは『タイの三角枕』だったかと思います。
中に稲わらが詰めてある物は持ち込めません。


実は一家、ドイツやスイスでクリスマスの麦わらのオーナメント↓



買いたかったのですが、日本にもって帰れないし・・・と

買うのを諦めた経緯もあります クリスマスシーズンだけ飾って捨てて帰ればいいのですが




さてさて、本題に戻って種子。

面白いのがあった〜と父。どうやら店員さんに勧められたらしい。



花の模様がスイスの国旗のようでしょ。


おもしろいね。と思って買ったそうだが、、、

実はこの種子、よくよく調べたら、、、


なんと!!


日本では育てられない


というよりも


持ち込めないもの。


学名調べたら、『ケシ』の一種。

日本で栽培可能な『ポピー』の仲間ではなく『アヘン』を作る方。。。

詳しくはこちら

一部抜粋

• デニッシュフラッグ Danish Flag
近年海外で品種改良され開発されたらしい品種で、
赤地に白い十字模様の入った花弁の縁が細く裂けるといった、凝った一重の花を咲かせる。
その様相がデンマークの国旗に似るので、この品種名が付いたものと思われる。
現在海外の種苗サイトなどでお勧め品に推奨されており、
P. somniferum であることには間違いないので、日本では栽培できない。
なお数年前、日本国内の量販店で、誤って本品種の種子が販売されていたことがある。



あら、残念でした。

結局、この種子、職場のお友達にあげたそうです。←日本じゃないから栽培可能


どんな花が咲くか興味があったから、

もっと来たばかりの頃にこの花の事知ってたら、

ここ(スイス)でそだててみたかったなぁ〜って。もちろん観賞用に。


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この記事へのコメント
けしの花は綺麗ですよね。中学の裏山に生えてました(笑)
うちの兄はチューリップの球根を買ってきていましたよ。
変わったお花がみつかるといいですね。
Posted by みりん at 2010年02月19日 13:05
みりんさん

球根類もウイルス感染の可能性があるので、
1年隔離圃場で検査ですよね〜。
それもめんどうなので、、、(汗)

エーデルワイスとか日本でもOKなんだろうか。OKならいいなぁ〜。
変わったので、可能の物があったらgetしたいでしょうね。
・・・基本、庭の管理は父なので。母は口を出すだけ(笑)
Posted by ちうりっぷちうりっぷ at 2010年02月19日 13:20
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