2009年11月24日

まずは土曜日、ユングフラウヨッホへ

お久しぶりの更新です。


更新が遅れたのは、病気していたとかでなく
元気過ぎで出かけまくっていたからです。


まぁ、いまのところ、誰もインフルエンザにもかかっておらず、

風邪もなし。

このまま1週間乗り切りたいです。

・・・遊び過ぎで疲れているので、休息を取らねばなりませんが。




さてさて、土曜のお出かけ

ことの発端は16日 月曜に送られてきた一通のメールから。



今週末の土曜21日はスイス南部、晴れ予報です!
ツェルマットでもアレッチ氷河でも、両方でも、
我が家だけででも、誰か誘ってでもいく?

ただし行くとなれば朝早いよー!





相変わらず、山へ行こう!という気になったらやる気満々の父からです。

まず、両方ってのは、さすがに無理だから却下。

ツェルマットってところ、どんだけマッターホルンが好きかがよくわかる一節。

でも、行ったことあるし、せっかくなら行ってないところがいいなぁ〜


ということで、アレッチ氷河を見に行く事に。


で、当初の目的地はベットマーアルプBettmeralp

ここから、アレッチ氷河を眺めようと言っていた。

どうやら、職場の人のおすすめのスポットらしい。


しかし、夏が終わり、冬のスキーシーズンが始まる前にゴンドラの点検が入るため

スムーズに行けないかもしれないという事だったので、

年中無休のユングフラウヨッホへ行く事になりました。



さてさて、8時半家を出発。

今回は電車の乗車時間が長いのと、目的地が山の上という事で

ベビーカーなしで行動します。

父と母はこの間買った靴を家から履き、

お姉ちゃんズは家からはいつもの運動靴、荷物にスノーブーツを持ち、

さらに、スキー手袋、帽子、スキー用のズボンを持って出かけました。



まずは、ベルンまでの1時間はFA車両。

その後、乗り換えインターラーケン オストへ。

さらに乗り換え、ラウターブルンネンLauterbrunnenへ。


ここで、登山鉄道のチケットを購入。

いよいよ山に登ります。

まずは、このかわいらしい登山鉄道で
途中のクライネ・シャイデックKleine Scheideggまで登ります。





鉄道にのると、最初に目にしたのは大きな滝。



車窓からなのでこんな写真しか撮れませんでしたが、

本当はもっともっときれいですばらしい滝です。

シュタウプバッハファルStaubbachfall こちらにいい写真は載ってます。




しばらく進むと、ずんずんと近づいてくる山に氷河!




感動している親を尻目に


「まだつかないの〜」とお疲れ気味のコドモ達。

それでも、雪がちらほら沿線に見えてきて少し楽しそうになってきた様子。


クライネ・シャイデックで、乗り換え。

ここからユングフラウヨッホまではほとんど山の中を通る。

外の景色を楽しむ事ができない代わりか、

鉄道内部はものすごくゴージャスキラキラ



この写真は途中の駅で外を展望するため5分停車する。
展望のため皆が降りた後を撮ったもの。

ふかふかのシートに、大きなモニター。

このモニターで、次の駅の紹介を放映。

そして、車内放送は、

ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、日本語、中国語、韓国語。。。

どんだけアジア民族がこの地に訪れているのか。


さて、途中の駅では駅からトンネルが延びており、




突き当たりの展望スペースの窓から、辺りの様子を展望する事ができます。




Eigerwand station 2865m


ちなみに、この時点で2865m。

4ヶ月前、『赤ちゃんは2500m以上はお勧めできません!』
と言われていましたが、

すでにここで越えています。



次の駅、Eismeer 3160m



ココからの眺めはとても荒々しく、印象的でした。




そして、とうとう到着したユングフラウヨッホ(駅展望台の詳細はココ)。



一家、『赤ちゃんに2500m以上は...』と言われて4ヶ月半後に

さらに1000m上の3454mの世界へ。



とりあえず、みんな元気でした。

まずは、氷の宮殿へ。

ここは、アレッチ氷河の下。

氷河の中にトンネルを掘って、その中に、氷で彫刻が作って並べてあります。




もちろん、どこもかしこも氷で、スケートリンクを歩いているような感覚。

地面はつるっつるです。

お姉ちゃんズは、わざとこけて遊んでおり、

危ないからやめなさいと言われてもやめず、父にしかられへこんでいました。

でも、すぐにまた氷の上を歩く感覚を楽しんでいました。


氷の中には きっと 何万年も前の空気や何万年前の雪が封じ込められており、

それは、神秘的な世界でした。



氷の宮殿を出た後、その上にあるPlateauへ。

目の前に広がる、白銀の世界に、、、


お姉ちゃんズは



興奮して




雪遊び。


元気なものです。

ちなみに、サニーは寒すぎて、涙があふれていました。


さて、雪遊びに興じるお姉ちゃんズ、

さらっさらのパウダースノーに文句たらたら。



どんなにがんばっても固まらない!

雪合戦も、雪だるまも何もできない!!


とご立腹。

それでも、父と母は、氷河を見下ろし、

風に舞う雪を観てしばし景色を堪能。

しかし、母、寒さにはさほど丈夫にできていませんで、さっさと中に退散。
とは言っても、0.3℃の暖かい日でした。


父は丈夫だけど、サニーを抱いているから退散。

外でまだまだ雪玉作りを試したいお姉ちゃんズも必然的に中へ。


レストラン近くに移動して、昼食。

もちろん一家。レストランは利用せず、持参した弁当で。

この日はレーズンパンと、ソーセージパン。

昼食を食べていて思った事。


『やっぱり、ココは高所だわ!』


普通に食べていても、なかなか口がもたついて飲み込めない。

なんか、消化が悪い感じ。

ここで、サニーに授乳。サニーは睡眠。


トイレ休憩等おのおのに休憩し、

スフィンクス展望台 3571m へ向かいました。

ここでは、母、展望台内のベンチに腰掛け、寝ているサニーとのんびり。

ぬくぬくのなか、窓の外は、青空に風で舞った粉雪。

それはすてきな景色でしたが、写真にはさすがにうまく撮れず。

目に焼き付けておきました。



その間も、父とお姉ちゃんズは外に出てゆきを触ったり、景色を見たり。




さて、そろそろいい時間なので、駅に向かいました。

電車は15:30と16:40のあと2回出るのみ。

ぎりぎり15:30の電車に乗れましたが、ぎっちぎちに混んでました。

でも、寝ていたサニーを抱いていたので、補助席に座っていた人が席を譲ってくれ、

お姉ちゃんズは、電車入り口の階段に座らせてもらいました。


やさしい人たちに感謝しながら座っていると、ウォーティー近くの女性が呼びます。

みると、ウォーティー、船をこいで寝ています。

荷物を背中側に置かせてもらい、背もたれにしたら、

その荷物に寝転がって寝始めました。


その姿がおもしろかったのでしょう。

近くにいた親子連れが、ウォーティーの寝顔の写真を何枚も撮っていました。


母も思わずカシャ!




その後も行きと同様に乗り換えし、

ベルンからはFA車両に乗り込み帰宅。


移動時間10時間
滞在時間 2時間

高所のため、長時間はいられないし、

疲れたけど、まぁ、日帰りで行ってきました。




おまけ。


行きも帰りも、FA車両にいくと

『遊びに行ってくるね〜♪』と一人で遊びに行くウォーティーをみて

ウィンディー

ウォーティーすごいよね〜。私にはむりだわ〜』と、

他のお友達がいるからという理由でほとんど父母と席に座っていたウィンディー

もうすこし、ウォーティーのたくましさをもらってほしいなぁ。

・・・ウォーティーは、現地の子にも構わず日本語で話しかけて遊んでたしなぁ〜。


Posted by ちうりっぷ at 10:19│Comments(2)TrackBack(0)観光

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この記事へのコメント
こんにちは
私も数十年前、ここに行きました。たった10日間くらいのツアーでしたが、珍しくすべて晴天。グリンデルワルトに泊まりアイガー北壁にメッチャ感動し、フィルストのリフトに乗りウェっター、シュレックホルン、フィッシャーホルン、アイガーの大パノラマをみ見たり、ユングフラウヨッホで氷の宮殿を体験し、わけのわからない英語で007の映画の舞台となったシルトホルンの回転レストランに行って帰りは山道を歩いて降りてきました。もう一度行きたい!!!!!ちうりっぷさん数年後にまた行きます。・・・ちうりっぷさんはもういないかな(笑)
Posted by ariesaries at 2009年11月26日 01:13
ariesさん

うちは3月には帰国なので数年後だと・・・いませんね。きっと(^^;
でも、コドモがもう少しわけの分かるようになってからもう一度来てみたら
もっと違った楽しみもあるだろうなぁ〜と思っています。
そのときが数年後!?一緒の時期だったり!??
Posted by ちうりっぷちうりっぷ at 2009年11月26日 01:24
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