2010年02月04日

スイスの交通マナー

以前、イタリアに行った時にも書いたと思うけど、

スイスの交通マナーはしっかりしていると感心します。

横断歩道に人がいれば、車はしっかり止まります。

信号もたいてい遵守します。


そして、昨日(2日)も『やっぱりすごいな〜』と感心。



うちの近所なのですが、とても複雑な信号の交差点があります。

下の方の半円のところは駅で、トラムは3系統、バスも1系統

その他にも、北から西に向けてもバスが1系統。


そして、道路も複雑。


ここの信号が点検なのか、付け替えなのか、故障なのか

とにかく、半日信号が動きませんでした。(だいたい9時〜16時)


何度か、信号の工事などで信号が止まっているのに遭遇した事はありましたが、

その中でも最長だったと思います。



信号が動かない間、一番複雑そうな道のど真ん中に警察が立ち、交通整理を始めました。




トラムは系列が多いので、次々にやってきます。

車も次々に

もちろんバスも来ます


その複雑な道路を混乱なく次々と指示を出して流していきます。

トラムやバスは時間通りに発着します。

その流れも乱さないよう誘導。



そして、トラムやバスは駅に入る為道を大きく塞ぎます。


さすがにそこの車を止めるのは彼一人ではできません。

でも、車の方は心得ていて、トラムやバスに邪魔にならないよう

信号のいつもあるところで止まってトラムやバスを進めます。


彼が、応援の仲間を見つけ、ちょっとうち合わせの為に場所を離れた事もありましたが、

その間も、車の人は、少々乱れはしましたが、そろそろ〜っと前進した路地があれば

交差する路地の車は止まって待つ、、、『急がば回れ!』ですね。



私たち歩行者も彼の信号を見て渡ります。

信号にして7基、トラム用等あわせるとそれ以上の信号のかわりを一人でこなす(もちろん、途中で交代もしてましたが)

この彼にも感心しますが、

この間、全く事故もなく、列車のダイヤの乱れもなく過ごせてしまう

運転者のマナーにも感心。



もちろん、目の前に警察がいてとんでもない行為に出られる人は少ないと思いますが、

それでも、なんか、いいなぁ〜と感じてしまう瞬間。

寒い日の ほっと心があったまる風景でした。


この記事へのトラックバックURL

http://taroukaja.mediacat-blog.jp/t49295
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい