2009年09月01日
ルツェルン市内観光
チーズ工場、チョコ工場見学を後日にすることにし、目覚めた朝。
予報通り、雲一つないいい天気。
こんな日に家でゴロゴロはもったいない。
さて、どうする??
近場でどこか行けたらいいねぇ。
マイエンフェルトのリベンジ?(以前の記事)
それともルツェルン?
マイエンフェルトにしても、少し行ったところにあるmalansからゴンドラに乗って
オンジの小屋を越えてバビューンと山の上まで行く?って父が調べ始めたけど、
朝はだらだらしてたため、それをするにはちょっと時間がおそ過ぎかな?
ってことで、ルツェルンに行くことに決めました。
ルツェルンに行くなら、またピラトゥスもいいね。(前回の記事)
前回雲があったし...って言ってたけど、
今回はやっぱりのんびり(?)市内観光に徹することに。
10時半頃家を出て、11:04の電車に乗り込む
さすがに近いので IR(日本で言う急行?こだまくらいな感じかな?)。
だから、FAはついてません。
でも、なんか電車の旅も子供達、昔に比べて落ち着いてきたようにも思う。
約50分後、3駅目のルツェルンへ到着。
本当にいい天気。しかも、気温は陰に入ると肌寒いくらい。
まずは、駅前のゼー橋Seebrückeを渡り、
ザンクト・ペータース教会St.Peters Kircheの前へ。
ここからカペル橋Kapellbrückeを望むと、
後ろにピラトゥスが見える一家のお気に入り。
まずはここで記念撮影。
のんびり景色や白鳥を眺め、カペル橋を渡る。
ココは以前に来た時も渡ったけど、木製の屋根付き橋で、
花で飾られていてとてもきれい
=====カペル橋======
もともとは湖から襲ってくる敵から町を守るための城壁の一部。
完成は1333年(日本で言う建武の新政鎌倉幕府終わりの頃)
1993年に不審火で、焼けてしまった場所もあるが修復済み。
橋の梁には聖人の生涯と町の歴史を描いた三角形の絵画が110枚ある。
(うち何枚かは焼けてなくなっているが)
===============
橋の梁の絵画を眺めながら、
きれいだねぇと言ったり、
火事は恐いよねと言ったり。
橋を渡って西に向かってフラフラ歩き、
川沿いの階段のところでお弁当。
あんぱんとポテトサラダパンとハムパン。
もちろん一番人気はあんぱん。
子供達は怒られても怒られてもパンをちぎってはトリに与えていました。
で、食事中、母の気になってたのは
この後ろの教会。
なんかきれい。入れるのかな?とおもって観察してると、
団体客とか入っていく。きっと有名なとこ。
父のカバンからガイドブックを取り出して調べてみたら、、、なんと
イエズス教会でした。
もちろん、昼食後寄ることに。
=====イエズス教会=====
1666年(日本で言う江戸初期)、スイスで初めてたてられたバロック様式の建物。
女性的で優美な外観。
内部は華やかなフレスコ画がある。
================
実際、フレスコ画もその他の装飾も美しく、
音色は聞けなかったけどパイプオルガンもきれいに装飾され
周りにとけ込んでおりました。
本当に広くて明るい色使いで、清潔な感じというかやさしい感じの教会でした。
さて、教会を出て、さらに西に進み、歴史博物館の脇を通り、つまり入らず
シュプロイヤー橋Spreuerbrückeへ。
こちらも、木製屋根付きの橋。
=====シュプロイヤー橋=====
1408年完成(日本では室町時代)。
こちらも、西側からの侵入を防ぐ防衛線。
橋の隣には水力によって小麦を脱穀して粉にする製粉所があり、
橋からもみ殻(=シュプロイヤー)を捨てていたと言われている。
梁には67枚の絵画があり、これらは1635年(江戸時代)に描かれたもの。
死神(ガイコツ)モチーフが多い。
これはペストの大流行を描いたもの。
==================
こちらの橋は花で飾られるというような装飾は無い。
そして、梁には死神の絵...。
死神が、子供にも妊婦(?)にも忍び寄り、
それを恐れる子供達の図かなぁ。。。
他にも、農家や商人とかいろいろな所に死神はやってきており、
死神だらけになってしまった騎兵隊かしら?
説明が読めないので想像だけだけど、怖いわね。
今流行のインフルエンザが、
こうなりませんようにと祈りながら後にしました。
橋を渡ったところには、ロイス川の堰があったが、
見ただけで、写真を撮る気力は残っておらず。。。
そのまま、ムーゼック城壁Museggmauerまで行くことに。
そこから、街を一望し、
せっかくなので、そのうちの1つの塔に登りました。
中は、とても急な階段があり、、、
所々、小さな窓があり、外を監視(?)できるようになっています。
最上階について、一通り外を眺めていたとき、、、
せっせこと記念に名前を彫り込む人に遭遇。。。
悲しいかな、カペル橋もシュプロイヤー橋もココも、
ものすごい数の落書きでいっぱいなんです。
子供達に「自分も書きたい!!」と言われ、
こういうことは本当はやってはいけないことなの。ダメだよと何度も言ってたのに
目の前で大人が。。。
当然、「なんであの人はいいの?」って聞かれ、
「お父さんやお母さんに教えてもらえなかったのかな」としか答えられませんでした。
そんな出来事を見て塔をおり、
その足でライオン記念碑に向かいました。
=====ライオン記念碑=====
大きな岩に身を横たえるライオンは、脇腹に槍が刺さり、
息も絶え絶え。
1792年のフランス革命の際、民衆からルイ16世とマリー・アントワネットを
守ろうとして命を落とした786名の傭兵を悼んで作られたもの。
=================
本当に、苦しい、悲しい表情をしたライオン。。。
イタマしいことはもうなくなってほしいと願わずにはいられませんでした。
ちなみに、この公園で見つけた光景、、、
ベンチを移動させ、自分たちの場所へ。
そして、そこできっと誕生会でも開くんでしょうね
誕生会のためなら何でもアリだなぁ〜スイス人と思った瞬間でした。
ライオンの前でのんびり休憩し、隣の氷河公園は、
入場料12Frにひるんで入らず。
結構、入り口でパンフだけもらって引き返す人多数。
値段半額にしたら、入場者数倍になるんじゃない!?って勝手に思ってました。
さてさて、ライオン記念碑を後にし、続いてホーフ教会へ。
=====ホーフ教会=====
8世紀にたてられたが、17世紀、火災で焼失した後にルネサンス様式で再建。
スッキリとした外観、内部は装飾に満ちている。
4950本の1640年のパイプオルガンもある。
===============
そこに向かう時、見た光景
ルツェルンでは当たり前なのでしょうが(他のところにもあるのかしら?)
車道の真ん中に赤い道。なに、あのレッドカーペットみたいな道は!
って思ってたら、自転車が走ってきてね。
どうやら、自転車専用の道なのかしらのよう。
慣れないうちはなんか怖いかも!?と思いました。
さてさて、ホーフ教会、
外観もとてもきれい。
周りはお墓になっているようで、教会をぐるりと取り囲んでおりました。
中に入ると、
椅子の色が黒っぽく、フレスコ画も無いことから、
イエズス教会よりも落ち着いた雰囲気。
でも、よくよく見ると、
椅子の横にはレリーフが彫り込んであったり、
祭壇の装飾もこっており、確かに装飾に満ちていました。
そして、落ち着いた色合いに装飾されたパイプオルガン
どれも立派でした。
教会を後にし、
湖からピラトゥスを望み、対岸のルツェルン美術館前へ。
ここは、以前来た時にも「なんだろう、あの突き出た屋根は??」と
気になっていたところ。
中には入れなくても、近くまでよって見ることに。
すると、なにやら人だかりが。
アジアンな音楽が鳴り響き、人の隙間からのぞいて見ると、
男の人が、音楽に合わせて頭の上にガラスコップを積み、
その上に壷をのせて踊っていた。
しばらく見ていたら、コップの数が増え、、、
あぁぁ、いたい〜〜〜〜
剣山もどきのうえに乗ってました〜〜〜。。。
そう言えば、今日は町中で楽器を持った人々によく会うなぁと思っていたら、
ルツェルン音楽祭の一環だったよう。(英)
今年の開催は8/12〜9/19
さすがに子連れでクラシックは無理だけど、その空気には触れられたかな??
そんなこんなで一家のルツェルン観光は終了しました。
おまけ。
日曜にはお土産屋さんでさえしまってしまうイメージのチューリッヒ。
だけど、ルツェルンの観光地のお土産屋さんは結構開いてました。
ツェルマットや、マイエンフェルトのお土産屋さんは日本語標記が多いけど、
ルツェルンのお土産屋さんは『中国語標記』が多かったように思う。
ここは中国の人に人気の観光地なのかな。
予報通り、雲一つないいい天気。
こんな日に家でゴロゴロはもったいない。
さて、どうする??
近場でどこか行けたらいいねぇ。
マイエンフェルトのリベンジ?(以前の記事)
それともルツェルン?
マイエンフェルトにしても、少し行ったところにあるmalansからゴンドラに乗って
オンジの小屋を越えてバビューンと山の上まで行く?って父が調べ始めたけど、
朝はだらだらしてたため、それをするにはちょっと時間がおそ過ぎかな?
ってことで、ルツェルンに行くことに決めました。
ルツェルンに行くなら、またピラトゥスもいいね。(前回の記事)
前回雲があったし...って言ってたけど、
今回はやっぱりのんびり(?)市内観光に徹することに。
10時半頃家を出て、11:04の電車に乗り込む
さすがに近いので IR(日本で言う急行?こだまくらいな感じかな?)。
だから、FAはついてません。
でも、なんか電車の旅も子供達、昔に比べて落ち着いてきたようにも思う。
約50分後、3駅目のルツェルンへ到着。
本当にいい天気。しかも、気温は陰に入ると肌寒いくらい。
まずは、駅前のゼー橋Seebrückeを渡り、
ザンクト・ペータース教会St.Peters Kircheの前へ。
ここからカペル橋Kapellbrückeを望むと、
後ろにピラトゥスが見える一家のお気に入り。
って2回目だけど・・・
まずはここで記念撮影。
のんびり景色や白鳥を眺め、カペル橋を渡る。
ココは以前に来た時も渡ったけど、木製の屋根付き橋で、
花で飾られていてとてもきれい
=====カペル橋======
もともとは湖から襲ってくる敵から町を守るための城壁の一部。
完成は1333年(日本で言う建武の新政鎌倉幕府終わりの頃)
1993年に不審火で、焼けてしまった場所もあるが修復済み。
橋の梁には聖人の生涯と町の歴史を描いた三角形の絵画が110枚ある。
(うち何枚かは焼けてなくなっているが)
===============
橋の梁の絵画を眺めながら、
きれいだねぇと言ったり、
火事は恐いよねと言ったり。
橋を渡って西に向かってフラフラ歩き、
川沿いの階段のところでお弁当。
あんぱんとポテトサラダパンとハムパン。
もちろん一番人気はあんぱん。
子供達は怒られても怒られてもパンをちぎってはトリに与えていました。
あ、あと、カメラを奪い取って水鳥などを撮りあさっていたウィンディー
で、食事中、母の気になってたのは
この後ろの教会。
なんかきれい。入れるのかな?とおもって観察してると、
団体客とか入っていく。きっと有名なとこ。
父のカバンからガイドブックを取り出して調べてみたら、、、なんと
イエズス教会でした。
もちろん、昼食後寄ることに。
=====イエズス教会=====
1666年(日本で言う江戸初期)、スイスで初めてたてられたバロック様式の建物。
女性的で優美な外観。
内部は華やかなフレスコ画がある。
================
実際、フレスコ画もその他の装飾も美しく、
音色は聞けなかったけどパイプオルガンもきれいに装飾され
周りにとけ込んでおりました。
本当に広くて明るい色使いで、清潔な感じというかやさしい感じの教会でした。
さて、教会を出て、さらに西に進み、歴史博物館の脇を通り、つまり入らず
シュプロイヤー橋Spreuerbrückeへ。
こちらも、木製屋根付きの橋。
=====シュプロイヤー橋=====
1408年完成(日本では室町時代)。
こちらも、西側からの侵入を防ぐ防衛線。
橋の隣には水力によって小麦を脱穀して粉にする製粉所があり、
橋からもみ殻(=シュプロイヤー)を捨てていたと言われている。
梁には67枚の絵画があり、これらは1635年(江戸時代)に描かれたもの。
死神(ガイコツ)モチーフが多い。
これはペストの大流行を描いたもの。
==================
こちらの橋は花で飾られるというような装飾は無い。
そして、梁には死神の絵...。
死神が、子供にも妊婦(?)にも忍び寄り、
それを恐れる子供達の図かなぁ。。。
他にも、農家や商人とかいろいろな所に死神はやってきており、
死神だらけになってしまった騎兵隊かしら?
説明が読めないので想像だけだけど、怖いわね。
今流行のインフルエンザが、
こうなりませんようにと祈りながら後にしました。
橋を渡ったところには、ロイス川の堰があったが、
見ただけで、写真を撮る気力は残っておらず。。。
そのまま、ムーゼック城壁Museggmauerまで行くことに。
そこから、街を一望し、
せっかくなので、そのうちの1つの塔に登りました。
中は、とても急な階段があり、、、
所々、小さな窓があり、外を監視(?)できるようになっています。
最上階について、一通り外を眺めていたとき、、、
せっせこと記念に名前を彫り込む人に遭遇。。。
悲しいかな、カペル橋もシュプロイヤー橋もココも、
ものすごい数の落書きでいっぱいなんです。
子供達に「自分も書きたい!!」と言われ、
こういうことは本当はやってはいけないことなの。ダメだよと何度も言ってたのに
目の前で大人が。。。
当然、「なんであの人はいいの?」って聞かれ、
「お父さんやお母さんに教えてもらえなかったのかな」としか答えられませんでした。
そんな出来事を見て塔をおり、
その足でライオン記念碑に向かいました。
=====ライオン記念碑=====
大きな岩に身を横たえるライオンは、脇腹に槍が刺さり、
息も絶え絶え。
1792年のフランス革命の際、民衆からルイ16世とマリー・アントワネットを
守ろうとして命を落とした786名の傭兵を悼んで作られたもの。
=================
本当に、苦しい、悲しい表情をしたライオン。。。
イタマしいことはもうなくなってほしいと願わずにはいられませんでした。
ちなみに、この公園で見つけた光景、、、
ベンチを移動させ、自分たちの場所へ。
そして、そこできっと誕生会でも開くんでしょうね
誕生会のためなら何でもアリだなぁ〜スイス人と思った瞬間でした。
ライオンの前でのんびり休憩し、隣の氷河公園は、
入場料12Frにひるんで入らず。
結構、入り口でパンフだけもらって引き返す人多数。
値段半額にしたら、入場者数倍になるんじゃない!?って勝手に思ってました。
いったら行ったでいいとこなんでしょうが・・・(?)
さてさて、ライオン記念碑を後にし、続いてホーフ教会へ。
=====ホーフ教会=====
8世紀にたてられたが、17世紀、火災で焼失した後にルネサンス様式で再建。
スッキリとした外観、内部は装飾に満ちている。
4950本の1640年のパイプオルガンもある。
===============
そこに向かう時、見た光景
ルツェルンでは当たり前なのでしょうが(他のところにもあるのかしら?)
車道の真ん中に赤い道。なに、あのレッドカーペットみたいな道は!
って思ってたら、自転車が走ってきてね。
どうやら、自転車専用の道なのかしらのよう。
慣れないうちはなんか怖いかも!?と思いました。
さてさて、ホーフ教会、
外観もとてもきれい。
周りはお墓になっているようで、教会をぐるりと取り囲んでおりました。
中に入ると、
椅子の色が黒っぽく、フレスコ画も無いことから、
イエズス教会よりも落ち着いた雰囲気。
でも、よくよく見ると、
椅子の横にはレリーフが彫り込んであったり、
祭壇の装飾もこっており、確かに装飾に満ちていました。
そして、落ち着いた色合いに装飾されたパイプオルガン
どれも立派でした。
教会を後にし、
湖からピラトゥスを望み、対岸のルツェルン美術館前へ。
ここは、以前来た時にも「なんだろう、あの突き出た屋根は??」と
気になっていたところ。
中には入れなくても、近くまでよって見ることに。
すると、なにやら人だかりが。
アジアンな音楽が鳴り響き、人の隙間からのぞいて見ると、
男の人が、音楽に合わせて頭の上にガラスコップを積み、
その上に壷をのせて踊っていた。
しばらく見ていたら、コップの数が増え、、、
あぁぁ、いたい〜〜〜〜
剣山もどきのうえに乗ってました〜〜〜。。。
そう言えば、今日は町中で楽器を持った人々によく会うなぁと思っていたら、
ルツェルン音楽祭の一環だったよう。(英)
今年の開催は8/12〜9/19
さすがに子連れでクラシックは無理だけど、その空気には触れられたかな??
そんなこんなで一家のルツェルン観光は終了しました。
おまけ。
日曜にはお土産屋さんでさえしまってしまうイメージのチューリッヒ。
だけど、ルツェルンの観光地のお土産屋さんは結構開いてました。
ツェルマットや、マイエンフェルトのお土産屋さんは日本語標記が多いけど、
ルツェルンのお土産屋さんは『中国語標記』が多かったように思う。
ここは中国の人に人気の観光地なのかな。
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