2010年01月29日

チューリッヒ美術館

『毎週水曜日は美術館の入館料は無料だよ!』


そんな事をもう随分前から友人に聞いていました。


信じてなかったわけじゃないけど、

半信半疑。

だって、友人は、『ミュージアムパス』を持ってて、

博物館とかトラム博物館やらいろんな地域の美術館をまわってる

だから、

『パスを持ってる人だけなんらかの特典がある』ものなのかなぁ〜なんて

勝手に思ってた。


それに、コドモつれて美術館なんて高嶺の花だわ〜なんて思ってた。


でもね、やっぱり気になって調べてみた。


美術館公式HP価格のページを見てみたら、


本当に、『水曜日は無料』と書いてあった。(ごめんよ、友人。。。)


友人から、

『モネとかゴッホとかシャガールとかジャコメッティーとか

 とにかく、有名な画家の有名でない(?)作品がいっぱいあるから』


と言われていたし、なんだか気になっていた。



火曜夜に『ねぇ、水曜はお昼から幼稚園ないけど、何か予定ないの?』


ウィンディーがそういうので、、、

ちょっと考えて、

『きれいな絵を観に行ってみる?以前、ゴッホ観に行ったみたいなとこへ』

と言うと、

『行きたい!!またすてきな絵がいっぱいあるの?』と。



母、覚悟を決めました。

最悪、ウォーティーをベビーカーに乗せ、サニーを抱き、ウィンディーは歩かせる。

これで行こう!と覚悟しました。



『ねぇ、お父さん、絵好きなのに行けないなんてかわいそうだね』とウィンディー

父は、仕事があるからねぇ〜。。。でもダメ元で尋ねてみました。

そしたら、『昼に帰ってくるから一緒に行こうか?』って。

結局、家族全員で行く事になりました。




お昼に幼稚園に迎えに行って、

昼食準備中に父帰宅。

みんなで昼食を食べて、準備をし、いざ出発!!


美術館まではトラムで1本。4駅目、5分。

お正月の花火を観に行った時はココで降りて歩いたし、

随分前には、美術館前でお弁当食べた事もあった。


さて、いよいよ、ドキドキの入館。

お姉ちゃんズには静かにするよう何度も注意して入りました。


受付でうろうろしていたら、係のおじさんが、

手荷物は地下のロッカーに預けてねって。

ベビーカーで入館してもいいけど、カゴの中はカラに。

手荷物は、ちいさなバックくらいならいいという事で、

おむつの入った巾着を持って入館。

地下のロッカーは2Fr硬貨を入れて鍵をかけ、

鍵を開ける時に硬貨が返ってくるロッカー。

荷物も、上着も預けて軽くなったところで、さてさいしょは0階から。




ジャコメッティーの作品がずらり。

隣(?)の部屋には印象派と思われる作品も。

ウィンディーは『この絵好き〜』と言いながら少々興奮。

この絵もいい、あれもすてきとうろうろ。

その後を興奮気味にウォーティーもうろうろ。

父母ドキドキ。



1階にリフトで上がり、写実的な絵や宗教画、肖像画を見る。

どうも、ウィンディーもあまり気に入らない様子

たまに、風景画や、静物画があると見るけど、他は興味なく

広い館内を走り回ろうとする。

ソファーを見つけては座ったり、寝そべったり。

もちろんウォーティーも右へ倣え。。。

『もう帰るぞ!』と父。その方がいいだろうなぁと思いつつも、

子連れでもうこの先これる日があるだろうかと思うと、素直に賛同できない母。

ウォーティーを抱くという事でその場はちょっと落ち着いた。



ウィンディーがトイレに行きたいというのでトイレに寄り、

続いて訪れた2階。

印象派の作品も並ぶ。

モネの部屋には睡蓮の絵が2枚。

ゴッホの絵も、糸杉や肖像画等。

シャガールもフラウミュンスターのステンドグラスのような作品もあったし、

ルノアールのイレーヌ嬢の絵もハート1


ドタバタ娘達には手を焼きましたが、大満足!!!



最後に、土産のもコーナーで、作品の絵葉書を見ましたが、

やっぱり、本物はいいですね〜。絵葉書やポスターでは味わえない色や雰囲気。

結局何も買いませんでした。



でも、毎週水曜日は無料開放なんて、

しかも、とってもいい作品をのんびり鑑賞。空いてるし。

すごいなぁ〜。小さな子供も存分に作品を鑑賞できてたし。

感性って、こういうところで育むんですね。すばらしいと思いました。

もっと、早くから知ってたら、

『今日は2階を観に行こう!』なんてゆっくりながめられたかも。

機会があったらまた観に行きたいなぁ〜〜。

のんびり、モネやゴッホや、ルノアールの作品の前で

椅子に腰掛けたり立ってみたり、ゆったりとした時を過ごしたいなぁ〜。



でも子連れはきついなぁ〜。



おまけ、

お土産の絵葉書、ざ〜っとみたところ、

日本人の作品は『いわさきちひろ(大好き!!)』と『歌川広重』の絵が1枚ずつ。

他にもあったかもしれなけどそこまで多くないし、

展示作品はもちろん、日本人の作品はなかったような。


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この記事へのコメント
ルーブル美術館に行った時は、小学生の団体がプリントを手に持ち一生懸命みていました。
すばらしい絵を小さなころから見られるって幸せですよね。

オルセーは教育的によろしくない絵が一枚ありまして、写真で撮ろうものなら空港でポルノ規制はいるんじゃないかという絵をみて、興味津々な年頃の男の子が騒いでみていました。
芸術は奥が深いです。

名古屋にも新しく美術館できるみたいですよ。
ヤマザキマザック美術館
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100121/CK2010012102000150.html

帰国されたら是非どうぞ。
Posted by みりん at 2010年01月29日 10:00
みりんさん

ほんと、小さい時から本物に触れられるのはいいですね。
タダってとこがかなり魅力でした^^

タダじゃなかったら、コドモつれてなかなか...もったいなくって。

名古屋にまた新しい美術館できるんですね。チェックします!!
Posted by ちうりっぷちうりっぷ at 2010年01月30日 09:18
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