2010年02月19日

あら残念!

父、ちょっと花屋へ立ち寄ったついでに、種子を買ってきました。

日本に種子は検疫を通せば持って帰れます。
(ちなみにスイス間での防疫はこちらその他の国はこちら参照)

植物、動物などを持ち込む際、どうしても検疫というシステムがあります。

これは、その国(地域)にはない植物や動物の流入を防ぐ目的と、

その国(地域)にはない病害虫を防ぐ目的等があります。


前者は、分かりやすいところでいえば、

ブラックバスブルーギルブタクサ西洋タンポポといったところでしょうか。


後者だと、その関係で『麦わら、稲わら』などの細工物も

日本への持ち込みが不可能である事は有名(?)です。

有名になったのは『タイの三角枕』だったかと思います。
中に稲わらが詰めてある物は持ち込めません。


実は一家、ドイツやスイスでクリスマスの麦わらのオーナメント↓



買いたかったのですが、日本にもって帰れないし・・・と

買うのを諦めた経緯もあります クリスマスシーズンだけ飾って捨てて帰ればいいのですが




さてさて、本題に戻って種子。

面白いのがあった〜と父。どうやら店員さんに勧められたらしい。



花の模様がスイスの国旗のようでしょ。


おもしろいね。と思って買ったそうだが、、、

実はこの種子、よくよく調べたら、、、


なんと!!


日本では育てられない


というよりも


持ち込めないもの。


学名調べたら、『ケシ』の一種。

日本で栽培可能な『ポピー』の仲間ではなく『アヘン』を作る方。。。

詳しくはこちら

一部抜粋

• デニッシュフラッグ Danish Flag
近年海外で品種改良され開発されたらしい品種で、
赤地に白い十字模様の入った花弁の縁が細く裂けるといった、凝った一重の花を咲かせる。
その様相がデンマークの国旗に似るので、この品種名が付いたものと思われる。
現在海外の種苗サイトなどでお勧め品に推奨されており、
P. somniferum であることには間違いないので、日本では栽培できない。
なお数年前、日本国内の量販店で、誤って本品種の種子が販売されていたことがある。



あら、残念でした。

結局、この種子、職場のお友達にあげたそうです。←日本じゃないから栽培可能


どんな花が咲くか興味があったから、

もっと来たばかりの頃にこの花の事知ってたら、

ここ(スイス)でそだててみたかったなぁ〜って。もちろん観賞用に。  

Posted by ちうりっぷ at 11:36Comments(2)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月20日

どこかで春が♪

どこかで春が 生まれてる
どこかで水が 流れ出す
どこかで雲雀(ひばり)が 鳴いている
どこかで芽の出る 音がする
山の三月 そよ風吹いて
どこかで春が 生まれてる

作詞:百田宗治 作曲:草川信 試聴

一歩一歩、春が近づいています。

今日も春の暖かな雨が降りました。

店にはもう、春の花、チューリップが並んでいます。



外国産ですが、ホワイトアスパラも並ぶようになりました。(もう食べた!)

だんだん、一家がスイスに到着した頃の様子に近づいてきました。



それでも、気を抜くと、昨日までのように氷点下の日々。
中央駅の噴水も凍って、雪がちらつく

まさに↓こんなかんじ。


春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず
氷融け去り 葦はつのぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよと この頃か
いかにせよと この頃

早春賦
作詩:吉丸一昌/作曲:中田章 試聴




それでも、やっぱり春は一歩一歩近づいています。

  

Posted by ちうりっぷ at 08:13Comments(0)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月20日

何のなき声?

最近、深夜、外から何かの音(声)がする。

『きぇ〜ん、きぅ〜ん』と言ったような

子犬が甘えるような高い声。


スイスは基本的に室内で犬を飼い

外でふらふらしている野良犬はみた事がないと言っていい程みていない。


『??なんだろう、野良がどっかにいたんだろうか?
 それとも、深夜の散歩?』

なんか変だな〜と思いながらも、特に窓からのぞいてみるような事はせず。




それでも、昨夜、父がその音に目覚め、(その頃母はネットサーフィン中)

音のする外をのぞきました。


『あ、犬のおやこだぁ』

ふ〜ん、野良いないようで本当はいたんだ〜と母は思った。

『あ?あれ?しっぽが違う。あぁ、キツネだ!』

え?キツネ?母も窓からのぞいてみました。

そこにはキツネが3匹。家の庭に。

どこからくるのでしょう。



そういえば、以前は台所の窓からみえる桜の木にリスがいました。

中央駅までトラムで10分。

そんな『街』だと思っていたところも、自然(?)いっぱいでした。
・・・まぁ、ちょっといけば森だらけだしね。
  

Posted by ちうりっぷ at 08:42Comments(2)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月23日

いい天気

土曜日、ひさしぶりに青空でした

最近、週末が忙しくって
farewell party仮装パーティー幼稚園終了後の胃腸風邪

1月23日にツェルマットでそりすべりをしてから実に4週間、

お出かけをしていませんでした。

これは、一家のスイス生活が始まって以来のお出かけしない記録更新でした。


さてさて、木曜辺りから天気予報をチェックし、どこに行こうか画策中

電車乗り放題券はまだ5枚(2人で使えば2回半)残ってる。

出かけられる週末はもう3回しかない。



で、天気予報をみたら、運のいい事に土日は晴天!!

土曜日に出かけようかとも思ったけど、

日照確率からすると日曜の晴れの確率の方が高い。

ということで、日曜にお出かけする事にしました。



では土曜は何をしかたというと、

町中をうろうろと散歩しました。


チューリッヒは19日から21日がファスナハトという事だったので、

町中で何かやってないかなぁ〜と思ったのと、

なにかお土産になりそうな物はないかなぁ〜と物色のため。



19日、友人が昼頃街の中心に出かけたらしいですが、

その時には何もなかったと。

まぁ、雨もパラついてたし、、、


一家のふらふらした20日。町中は至って普通。

トラムで何人かの仮装したヒトを見かけたけど、

駅前通りは特に何もなく。


トラムは21日の運行が変わると書いてあるけど、

20日は平常通り。

まぁ、折角のいい天気だし、駅前通りをふらふらしたり、

トラムを乗継いで観光地の中心をうろうろ家族で散歩したり。



あぁ。こんな風に家族で町中を散歩するのも

もしかしたらこれが最後かも!?と思いながらの散歩


そんなとき、ニーダドルフで見かけた↓演奏隊






変装してたヒト達はココで集まって、

グループごとに演奏会を開いていました。


ウィンディーは、ルツェルンであった祭みたいに

パレードがあって、お菓子が飛んできて、紙吹雪がすごくって〜〜〜

というのを想像。母もウォーティーも同様にそう思っていましたが、

どうやら、パレードは21日のようです。


そういえば、以前公式HPで調べたとき、21日ってのをみたのをやっと思い出しました。



不完全燃焼ながらも、ウィンディー、音楽隊の近くで、

ルツェルンでかき集めた紙吹雪をまいて、盛り上がっておりました。

楽しそうでしたが、父のリュックに紙吹雪がたくさん乗ったため怒られてました矢印2


せっかくの祭だから、翌日お出かけをやめてまつりにくる?

父がコドモ達に確認しましたが、

『お祭りはこないだお友達と行ったから、お出かけにいきたい』と。


翌日、お弁当にするパンを買いにMIGROS cityへ。ついでに他の食材も欲しかったし

パン焼く暇なかったのでね。。。←いいわけ。


帰りに翌々日の22日にブラジルへ帰国する父の職場のヒトの娘さんに駅でばったり

5年間スイスで暮らしたとの事。

彼女は高校生くらい。お友達もたくさんいただろう。

一家が帰国するより複雑な気分なんだろうな。


『空港で会おうね』って、ハグでお別れ。

そういう一家もあと3週間なんですけどね。。。  

Posted by ちうりっぷ at 08:31Comments(0)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月24日

知り合いの帰国

昨日22日。空港へ見送りにいきました。

家族で5年間チューリッヒにて生活。

一昨年前に父とイタリアの国際学会で知り合ったそのヒトは

父一緒にETHで仕事しないかと持ちかけてくれ、

一家がチューリッヒへ来る事になった最初のきっかけのヒト。

去年の3月に一家のアパート探しの際も手伝ってくれ、

おかげで見学1日目にしてアパートを契約できたという快挙。

一家がスイスに降り立った日も、家族で空港に迎えにきてくれ、

家まで荷物を運ぶのを手伝ってくれた。



父は毎日のように仕事で会っているが、他の母以下コドモ達は

この間のfarewell partyに久しぶりにあったくらいで

そこまで会っていない。


それでも、初めてあった時からコドモたちもみんな彼らの家族が好き。

そんな家族でした。




夕方7時頃の飛行機で発つという事で4時半頃空港に会いにいきました。

この日もいい天気。



遠くアルプスも見渡せました。

彼ら家族は5時半頃空港に来るという事、さて、早めについたので、空港内を散策。

以前、ウィンディーの誕生日の頃からお姉ちゃんズに腕時計でもと思っていた。


空港でも町中でもどこで買っても同じ値段のFlikFlakの腕時計。

2人ともがずーっと欲しいと言っていた

ピンクフラックとその色違いのブルー・フリック

なんと、空港のある1店舗に行ったらピンクがない。

カタログを見てみると、以前のカタログから更新されてて、

この2本は旧商品のため載ってなかった。

って事は急がないとなくなる!?

空港内に他にもみせがあるのでそっちに行ったら、なんとか2本とも展示されていた。


本当は帰国の時に買おうと思ってたけど、これが気に入っているらしいし、

デザインもコドモっぽすぎず長く使えるかなと購入。


店のヒトに購入を伝えると、在庫を探してくれたがなくって、

展示品でいいですかって。

展示品なら値段はどうなるの?って父が聞いたら、

『10%OFFにします』って。言わなかったらひいてくれなかったかも!?な雰囲気。

言ってよかった。

おかげで表示価格50Frのところ45Frで購入。(2本で90Fr)





さて、5時50分頃、ご家族と、友人、皆さんが到着。

娘さんには土曜日道でばったり会ったばかり。

みんな別れを惜しんでいました。


一家が帰るのはいつ?奥さんが聞いてきました。

3週間後。うれしいような寂しいような

と答えると、同じねって。ブラジル(彼らのふるさと)に帰るのはうれしいけど

こっちでできた友達と別れるのは寂しい。


1年足らずの一家でさえそうなのだから、5年もいたらそうだよね。

コドモ達の5年も長いしね。

おねえちゃんもそうだろうけど、

弟さんは、6歳くらいでアメリカに4年、

その後10歳くらいでスイスに来て現在15歳。


スイスドイツ語、英語、フランス語はスイスやアメリカで学んだけど、

母国語のポルトガル語は家で話すけど書くことはあまりしなかった為か

苦手とかなんとか。。。

本国より外国生活の方が長いから仕方のない事だけど、

コドモの時間って本当に長いんですね。



空港ではみんなで写真を撮ったり、ハグをしたりしてお別れ。


このハグ、一家スイスに到着した頃、

握手でお出迎えでした


この握手でさえ、日本ではなれない挨拶。

ドキドキした物ですが、1年近くもいると、握手はアタリマエ、

ハグもそんなにびっくりする事なくあいさつとして普通にできる物なんですね。


自分のそんな成長にもちょっとびっくり。


『またブラジルか日本で会えるといいね』って。言ってはみたけど、

ブラジルって、日本でよく『地球の裏側』って表現される

日本からみたら一番遠い国じゃない!?

そんな家族とスイスで知り合えたのも何かの縁。

ヒトの出会いって面白いです。

本当にどこかで会えるといいですね。

父達はメールのやり取りがまた普通通り続くだろうし、

学会なんかで出会うんだろうな。



3週間後、こんどは一家がチューリッヒに別れを告げるんですね。



余談。

ブラジルに帰国後、翌朝に、大学で講義があるんだって。

ものすごいハードスケジューラーだなぁ〜と感心しちゃいました。

・・・ってか、講義ぎりぎりまでスイスに滞在したんだろうけど。




余談2。

一家がサンモリッツに行ってた21日

偶然にもご主人だけサンモリッツに行っていたらしい。

会わなかったけどやっぱりなんかの縁があるのかな??
  

Posted by ちうりっぷ at 00:29Comments(6)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月25日

久々の坂の上の公園

月曜は友人を空港へ見送りにいき、

火曜日、空港へ行ったので2ゾーンのチケットが午後4時頃まで使用可能

せっかくだからどこかに行きたかったけど、

コドモ3人つれてかぁ〜。。。

IKEA?コドモのおもちゃ売り場とかで遊ばせて(イイノカ?)

ランチ食べて、帰ってくる?


それとも、Glattへふらっと行く?

う〜ん、、、と悩んでるうちに恵みの(?)雨。


は〜い。家でのんびりに決定!!



で迎えた水曜日、

朝はいい天気だったのに、またまた雨が降ったり晴れたりの変な天気。

午前中は、メールしたり、いろいろとそれなりに(母が勝手に)忙しそうに過ごす。

それなりに掃除もしたし。


午後になり、なんだか外はいい天気。

暖かそうだし、窓からのぞくとアルプスも一応みえる。

コドモ達も暇そう。


家に引きこもってても不健康なので

公園に出かける事にしました。



サニーはお昼寝したくってとっても眠そう。

なので、ベビーカーで行ける公園に行こうという事に。


でも、折角のいい天気、どうせなら景色もながめたい。

景色のいい、近所の公園と言えば、、、

『坂の上公園』!!←勝手に命名



でもねぇ〜ここ、坂の上。

一家が行く時はいつも最短コース、階段で登っていく。

上記地図上ではユピターシュタイクとなってる道というよりすべて階段のとこ


でも、そこを通っていくと、ベビーカーではさすがに無理なので、

ゾンネンベルク通りからホイエルシュタイクを通るちょっとだけ階段

ほとんど坂道を通っていく事に



お姉ちゃんズ、出かけるとなって大喜び。

ベビーカーあるから坂の上公園ではないよね!?きっとテレタビーズ公園だ!!

そういってトラムの駅へ向かいますが、

母、こっちだよっていつも通らない道の方へ。


お姉ちゃんズ、どこいくんだろうって不思議そう。

そっちには公園ないよね??と確認。

そうだねぇ〜だっていい天気だから、公園じゃなくって散歩しようかと母。

いやだ〜散歩だけはつまんない!!公園行きたい!!とお姉ちゃんズ。



でも、歩いていくうちに、、、


子供達の声。

『あ、ここ坂の上公園だ!』

うれしそうに坂を上るお姉ちゃんズ。



久しぶりの公園にワクワク。

この公園、一家去年4月、日本からスイスに夜到着し、

翌朝、遊びにきた公園。

この公園ともそろそろお別れなのね。



この公園からの眺めは相変わらずいい景色。



天気がよければ、遠くにアルプスはみえるし、



ベンチに座れば、チューリッヒ湖とチューリッヒ市内の眺め。



ブランコしたって、シ−ソーしたって、こんな景色をながめながら。

なんて贅沢な公園でしょう。

坂の上だからこそなんだけど、

坂の上じゃなかったら毎日でもココに来たかった場所。ヘタレですから汗・涙 2

サニーは予想通り、公園に着く前に寝ちゃったし、

お姉ちゃんズは勝手に遊んでるし

母、ベンチに座って、ゆっくり景色をながめながら

名残惜しんでおりました。



お姉ちゃんズは、途中、公園で出会ったコドモとお友達になって遊んだり、



おやつを食べたりしながら、

17時にようやく公園を後に。



17時かぁ〜。陽もだいぶ長くなったなぁ〜。

暖かかったし、本当に、今日はいい公園日和でした。  

Posted by ちうりっぷ at 08:15Comments(0)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月25日

春です

春が近づいてきたと記事を書いた先日


あの頃あった雪もほぼ融け、



↑スノードロップも花をつけました。




隣ではクリスマスローズが顔を出し、



アパートの庭もずいぶんと賑やかになってきました。



去年、一家が来た頃にはもっともっと花いっぱい。

桜も咲いていたなぁ。

今は葉の落ちた木ばかりが目立つけど、もうすぐ街は花いっぱいになります。  

Posted by ちうりっぷ at 08:28Comments(0)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月25日

名大博物館

つい先日、こんなニュースを読んだ。

恐竜・翼竜・魚竜、勢ぞろい 名大博物館に大型化石標本

 名古屋大学博物館(名古屋市千種区)は、恐竜と翼竜、魚竜などの化石標本約100点を数千万円で購入した。名大博物館によると、国立大学で恐竜、翼竜、魚竜を3点セットでそろえるのは名大が初めて。

 名大博物館にはこれまで、恐竜がいた中生代のプランクトンの仲間の化石標本約7万点があったが、恐竜などの大型化石はなく、博物館を見学に訪れる小中学生から「恐竜の化石が見たい」という声が寄せられていた。

 足立守館長(63)は「化石を見て、触れた子どもが、過去の地球環境を勉強するようになってくれるとうれしい」と話す。

(記事を要約)



先週、コドモ達と、チューリッヒ大の剥製博物館へ行った

コドモ達は楽しそうに遊んでいたが、その中でも興味を持った物には

食い入るようにながめたり、質問したり、

分からないながらもいろいろと学習。

勉強しなさい!って言う訳じゃなく遊びながら本物に触れる。

小さいうちにこういう経験ができるのっていい事だと思う。




博物館とか美術館にコドモが気軽に行けるシステムがあるヨーロッパ。

写真や本だけでなく、本物をみる事ができるのって

成長にすごく有意義な事だと思う。



今回の名大の博物館、ふら〜っと行ける距離ではないけど、

帰国後は暇をみつけて立ち寄れたらいいな。



父にこの事を伝えたら、

幼少時期から博物学的な興味を高揚させておけば
10-20年先に形成される人間層に影響が出ることを
ちゃんと意識しているんだろうね。

ヨーロッパはそれが当たり前のようにできること、
日本でも1部の国立系の大学がそれを意識しているんだなぁ


と、そういう面からも感心。

確かに、小さいうちにいろんな事に触れれば、

いろんな興味がわいて、おのずとそちらの方面にも興味が出てくると言うもの。

たかが博物館といえども奥が深いなぁ。



うちの子達はどんな興味がわいてくるのかな。  

Posted by ちうりっぷ at 08:46Comments(0)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月25日

朝6時半の訪問客

スイス生活最後の家族旅行を計画。

そのホテルの予約やら、なんやらで

ほとんどが単にネットサーフィンしてただけだけど


4時近くまでダラダラ起きてました。



ようやく寝て、、、という頃、なんか音がする。

あ、6時の目覚ましかぁ〜と携帯をとる。


寝ぼけ半分携帯片手にさて、二度寝〜と思ったらまた音。


めざましは5分ごとに鳴る。

もう5分経ったの??まぁいいや〜。


そう思ってたら、隣の部屋から父の声

『なんか音がするけど〜?』

そうだねぇ〜。なんだろうねぇ〜・・・・。


あれ?この音、目覚ましじゃない!!

母、あわてて起きてインターフォンへ。


『おはようございます!郵便局です!!顔2

え?えぇ〜!!


まだ6時半だよぉ〜。

いつも7時に来るんだけど、

ちょっとがんばり過ぎじゃない〜!!

父が受け取りに降りていきました。



あ〜、びっくりした。



で、届いた物は、日本の友人からひなあられやグミやスナック菓子。


あとでコドモ達にみせてやるかな。  

Posted by ちうりっぷ at 18:40Comments(2)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月26日

たまごまごまご〜♪



イースターが近づきました。

街はパステルカラーにあふれはじめました。





一家、イースターが終わってからスイスに来て、

イースターの前に日本に帰国します。


宗教的にも一家には特に関係のない行事と言ってはなんですが、

コドモ達は、街の『ウサギチョコ』や『かわいいたまご』に

胸を躍らせています。



荷物を増やしたくない時期でしたが、

ちょっとこんな物をかいました。



たまごに色を付けたり、絵を描いたりする道具は他にもいろいろ売られています。

でも、ペンだとすぐ乾いちゃうかもしれないし、

1色に染めるだけなら、実は先週ほうじ茶で染めたのもあって


固形絵の具と、たまごを固定する道具が一体になっている

これを買ったのです。

値段は、6.80Fr(680円) 安くはありませんが、、、汗・涙1

昨日の買い物の時に、1つ買ったのですが、

今朝、ちょっと郵便局に用事があって出かけたとき(コドモが寝てる間)

もう一つ買っておきました。喧嘩になって汚された方が後が大変ですので・・・



今日はちょっとケーキを焼く予定があったので

郵便局へ行く前、コドモ達が起きてくる前にたまごの上下に小さな穴をあけ、

息を吹き込んで卵の殻を作っておきました。


そして、午前中はたまごに色付けをして遊びました。



殻でなくてもゆで卵でもいいのですが、

あとあと割って食べる事を考えると、、、殻の方がいいです

長い事たのしめますしね。


白いたまごを買ってきたので、また卵焼きでも作るかな。

・・・さすがに目玉焼きにはならないので・・・^^  

Posted by ちうりっぷ at 21:24Comments(0)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月28日

育児サークル退会

帰国にむけてゆっくりですが一歩一歩進んでいる一家です。


昨日26日、毎週金曜午後から参加していた育児サークルを退会してきました。


スポーツ休暇中+風邪の季節ということもあって、

普段より参加人数が少なかったですが、

一応、ケーキを準備し、『ありがとうございました』って。

一家が抜けた後には、すぐに新しくメンバーが入ってきて

サークル自体はさらに賑やかになるでしょうね〜。


お姉ちゃんズはいつも通り楽しそうに遊んでいましたが、

『今日で最後なんだなぁ〜』とちょっとしんみりウィンディー

よく分かっていないウォーティー

分かってないようで、実は肌で感じているサニー


そして、笑顔で別れるものの、ものすごく名残惜しく感じる母。


一家の帰国は来月16日。

それまでに金曜日はあと2回あるけど、

来週5日は予定が入ってて参加できず。

最後の12日はそれこそどうなるかわからない。


最初に参加していた午前中のサークルも、

今回退会した午後のサークルも、

参加していなかったら、このチューリッヒ生活がもっと寂しい物だっただろうな。

分からない事は教えてもらえただけでなく、

母子ともに『おともだち』という大切な物を得る事ができ、

本当に、充実した日々を送る事ができました。


どちらのサークルも、今後ますます賑やかになりますように。

そして、どうもありがとうございました!  

Posted by ちうりっぷ at 07:38Comments(0)TrackBack(0)スイス生活

2010年02月28日

大掃除そしてサニーの事

いいお天気の土曜日。


普段の一家なら、お出かけ日和ですが、

そうもいきません。


ドタバタと、大掃除をしました。

おもちゃはたいしてありませんが、

それでも残ってるおもちゃを箱に詰め、

もう着ないであろう服も詰め込み、

できる限りのゴミはゴミ袋に押し込み、

床と壁と窓の掃除をし、

なんだかちょっとスッキリしました。←ほとんど父が掃除。



そうそう、サニーですが、

赤ちゃんというのはすごいですね。

ここ3日くらい夜泣きがすごくなりました。

きっと肌で何かを感じ取っているのでしょう。



そういえば、ちょっと前、

ウォーティーサニーがお腹にできたばかりの頃、

ウィンディーウォーティーは何も知らないはずなのに
母さえ知らないくらいの時だったのに

夜泣きやおねしょがひどくなった事がありました。

そんな事を思い出しました。



サニーにとって、ここスイスが自分の落ち着く場所

そこからなんか移動させられるんじゃないかってのを感じているんでしょうね。



日本の生活が長くなれば、きっとスイスにいた事を忘れてしまうだろうサニー

というより、覚えてないだろうサニー


今は、どんな夢をみながら眠っているのかな。  

Posted by ちうりっぷ at 07:55Comments(2)TrackBack(0)スイス生活

2010年03月02日

およばれ

28日日曜日、

前々から父の研究室のボスから自宅での夕食に招待されていた日。

昼過ぎから家族総出で出かけてきました。


彼らの家はちょっと高台にあり、市内やユートリベルグがみえる静かな場所。

風のものすごく強い日で吹き飛ばされそうになりながら

彼らのアパートに約束の15時に到着。



ボス、奥さん、お姉ちゃん(推定13〜5歳)お兄ちゃん(推定8〜9歳)

まずは挨拶。

手みやげは一時帰国の時に持ってきてた日本茶と干菓子

そして、アジア食材店で購入した急須。

さらに、お姉ちゃんにキティの小物 ←夏頃日本のMy母から送られてきたもの

お兄ちゃんにはポケモンシール ←一時帰国の時に近所の友達にウィンディーがもらったもの

これらを渡した。


靴を脱いで、リビングへ。

彼らはスイス人ではなく、10年前研究室のボスとしてアメリカから来た一家。

彼らも、家の中では靴を脱いで、裸足もしくは靴下で生活していました。



ポスからも、うちのコドモ達にプレゼント。

スイスの牛の木彫りの置物。



母にはお皿。

このお皿は、スイスの作家さんの物らしくハンドメイド

彼らも気に入っているようで、飾り棚に何点か飾られていました。



さて、お姉ちゃんにトイレの位置だけでなく、

彼女の部屋、弟の部屋まで案内してもらい、

リビングに戻って歓談。

お姉ちゃんズは隣の部屋でお兄ちゃんと思いっきり遊んでいました。


今まで、まるっきし日本語の通じないコドモと
そこまで遊ぶ事はありませんでした。

でも、この日、最初は緊張していましたが、

すぐに、お兄ちゃんのエンターティナーぶりに大笑いして一緒になって遊んでおりました。


サニーは大人と一緒に歓談の輪に。

つまみに置いてあったクラッカーとチーズを大量に消費しておりました。



その後、テラスのグリルでボスがソーセージと鶏肉とラムを焼き、

焼き上がってからディナーのスタート。



サラダ、ライス、そして焼き上がったグリルを真ん中におき、

ワイン、日本酒を片手に銘々取り分けていただきました。

どれもオイシかったし、楽しかったです♪



デザートもフルーツサラダ、マジパン、クッキー等

最後に持参した日本茶と干菓子。

実に5時間も彼らの家に滞在していました。


コドモ達は最後まで仲良く遊んでおり、

帰りには『帰りたくない〜』と泣き出す始末。



バス停でも泣いておりました。



そうそう、彼らの家には各国のお土産等がきれいにディスプレー。

いろんな国いろんな物が置いてあるのに

ごちゃごちゃせずきれいに飾られておりました。

母には無理な芸当...。見習いたい物です。



それと、隕石、水晶、アンモナイトの化石をはじめ様々な鉱物も

ボス、鉱物が好きなんだそう。(研究分野は生物だけど)

だから、以前、コドモと剥製博物館に行く前にETHの標本を見に行ったとき

『近くの校舎に鉱物のおもしろい博物館があるんだ!』って勧めてくれたんだって

彼らの家をみて納得しました。  

Posted by ちうりっぷ at 10:56Comments(4)TrackBack(0)スイス生活

2010年03月04日

スポーツ休暇は終わりましたが

月曜日(1日)からスポーツ休暇が終わり、幼稚園が始まりました

が、


うちは退園しているため幼稚園には行っていません。

周りでは、いつもの日常が始まっているのでしょう。



さて、この日、午後から育児サークルで知り合ったお友達がうちに遊びにきました。

この子とサークル以外で遊ぶのは初めて。

以前から遊びたいと言っていたのですが、

実際遊べたのは今になってしまいました。



丁度、掃除した後だったし、家もきれいでよかったわ。

おもちゃはそんなになかったけど、

卵の殻を準備しておいたから、

たまごにお絵描きしてイースターエッグ作ったり

ごっごあそびしたり、おやつ食べたり。

その後、『公園に行きたい』とウィンディー

外に出るのはちょっと遅かったんだけど、 

公園に出かけました。

公園は、ウィンディーが どうしても

というので、『坂の上公園』へ。

この日もアルプスまで見渡せていい景色。

コドモ達は5時までの1時間、たっぷり遊んでました。

  

Posted by ちうりっぷ at 00:42Comments(0)TrackBack(0)スイス生活

2010年03月04日

フルムサベルグへ!!そして・・・

火曜は、朝から雨。

でも、3人のコドモと母の4人でフルムサベルグへ行ってきました!!

フルムサベルグと言えば、チューリッヒから1時間ちょっとで行けるスキー場。

しかも、車がなくても行けます!!



実はここ、随分前から行きたかったんです。

夏ハイキングにもいいところ、冬はスキー。

それだけじゃなくって、、、


スイスに来て最初にできた友達が、ココを何度も勧めてくれたんです。

そして、彼女達はココにセカンドハウスを持っています。


夏もハイキングに誘われ、

冬もスキーに誘われましたが、なかなか機会に恵まれず。


半ば諦めかけていましたが、


この間、父の職場のボスのお宅におよばれしたとき、

そこで『先週だったか家族でスキーにいったんだ』とボス

どこに行ったの?とたずねると『フルムサベルグ』と。

その話しが出てからはもう行きたくていきたくて。



実はボスの家に行く前に、友人から

『コドモの幼稚園のスポーツ休暇に入りました!2週間山の家に滞在予定!

 しかも、ダンナさんは休みを取らないそうなのでコドモと2人きり!!』


なんて魅力的なメールが入っておりましたが、

半ば諦めモードだったので

今後の予定と『行けないかも、、、』と返事したばかりだったのです。

余談
スイスは地域ごとに休暇がずれています。
うちの地区のスポーツ休暇は2/13〜2/28でしたが、
友人の地区は2/27〜3/14



ボス宅から帰宅し、翌朝(3/1)、メールを開いて見ると、

『帰国の準備とかいそがしいよね、、、』

と返事が。それでも、その後に、

彼女達もスキースクールの日程もあり、忙しく、

母の予定のある日とあわせると、お互いが開いている日は明日(2日)しかないとのこと。

そして、そこへ行く為にはどの電車に乗ればいいかという説明。



それを読んだ瞬間、母、心を決めました。

天候がどうであれ、3人のコドモを連れて会いに行こうと。

もともと母&コドモはスキーはできない

だったら、友達のうちに遊びにいくんだから、下手にいい天気で

スキー日和でなくてもいいんじゃないかって。




天気予報では2日だけ雪の予報。

でも吹雪かないらしい。

教えてもらった10時過ぎの電車に乗れば、お昼前について

一緒にランチできる。

友人達はその前に一滑りも可能。

『3人連れて行きます!!』とメールを入れて翌日を待った。



そして迎えた当日。

朝7時。外を見ると、、、かな〜り降ってますけど??(市内だから雨)

ちょっとの雨では傘をささないスイス人達が傘をさして歩くくらい降ってますけど!?


PCを起動させ、メールを見ると

『こちらは雪が降ってますが、どうする?』と

降ったり止んだりしそうだということだし、

強風でゴンドラ動かないってなわけでもなさそうだったので

『行きます』と返事。

小降りだったら、レストラン、ひどかったら彼女の家へ行くという事で


9時半、家を出発し、中央駅で切符を買い(往復25Fr、1/2券利用)

10時12分発の電車に乗り、途中一度乗り換え、

UNTERTERZENへ。



電車のホームからちらっとみえてる(鉄塔の後ろ辺り)ゴンドラに乗って

Tannenbodenまで。 ゴンドラチケットももちろん1/2券使って半額に!

途中、Oberterzenで乗り換えなのかと思ったけど

乗り換えなしで上まで行けたので楽でした顔2

曇り空だったけど、湖を見下ろしながらの景色は最高です。



コドモ達も、20分間の空中散歩を楽しみました。


乗り降りの時には小さい子供+ベビーカーなので、

速度をゆるくしてくれてハート1

そういった心遣いにも感謝です。



さて、小雪。どっちに行こうか。

とりあえず、待ち合わせのレストランに向かいました。

途中、『おしっこ』というお姉ちゃんズ。

山頂まで登るゴンドラの駅でトイレを済ませ、レストランへ。


友人の姿が見当たらないので、とりあえず外で待つ事に。

お姉ちゃんズは雪で喜んであそんでおりました。




『ついたよ』との連絡を友人にすると、

レストランで待っていてくれたらしいが、見当たらなかったので

もしかしたら家の方に向かったかと思って家に帰ってきたと友人。

どうやら、トイレ休憩している間に入れ違いになってしまった様子。



来た道を戻ってさらに少し下ったところに彼女達の家が。

その道中、『作った雪だるまの頭をおともだちにみせたい』と

重たいよぉ〜と言いながらもがんばって運ぶウィンディー




友人宅につくと、『昨日、夢でこんな家をみた』なんていうウィンディー

心だけ先にお友達のおうちに行ってたみたいですね。



さて、家に着くと、ベビーカーの中でサニーは熟睡。

彼をそのままにし、

残りのみんなでピザを準備してもらって食べましたナイフとフォーク

母は、リンゴのビールを頂いたビール


食後はお姉ちゃんズとお友達の3人で遊ぶ遊ぶ。


そのうちサニーも起きて、昼食。

彼は終始ご機嫌で笑顔をふりまいておりました。

母達は、おしゃべり。

そして、カフェ・シュナップスも飲んで心も体も温まった頃、
     ↑プラムの果実酒(シュナップスにプラムをつけたもの)+グラニュー糖+コーヒー

さてさて、4時も過ぎ、帰るしたく。


お姉ちゃんズ&お友達、『泊まってく〜』『泊まってって〜』と離れない。

友人宅はダンナさんいないからいいよ〜というものの、

一家には翌日来客予定だし、その次の4日からは出かけるしで、

帰る事に。

うだうだ文句を言いましたが、ちょうどいい事に

『外で雪遊びしたい』と言い出した。

それに便乗して帰る準備もまとめて外に。


外で少し雪遊びをし、帰るよと言うと

またまた泣き出すウィンディー

今回は母だってつらい。でもゴンドラ駅に向かって歩かせます。

ゴンドラ駅まで送ってくれた友人母娘。

泣いてるウィンディーにkioskでチョコを買って渡してくれました。

そして、お別れのハグ。母も泣けましたが、ここは気丈に。。。


ゴンドラに乗り込み、家路につきました。


正直、別れはつらかったです

でも、帰国後、メール、お手紙、skypeでまた会えると思うと

まだ救われます。

今度の夏に、彼女達はちょっと用があって日本に少し滞在するとか。

その時に会いにいきたいな。会いに行けるといいな。

そして、またスイスにも会いにこれるといいな。  

Posted by ちうりっぷ at 11:53Comments(4)TrackBack(0)スイス生活

2010年03月05日

ラッキーのお裾分け

昨日までいい天気であったかかったのに

今朝(4日)起きたら『吹雪いてるじゃん!!』のチューリッヒ。

まだまだ油断はできません!




さて、一家、スイス現在住んでいるアパートメント、

『ミラクルだ!ラッキーだ!!』と人々から言われている契約までの道のり。

スイスでのアパートメント、特にチューリッヒでの獲得は

厳しいと言われています。

周りの友人も最低1ヶ月はアパートメントホテルに滞在し、

何件も何件もくる日もくる日もアパート見学。

やっと決まるというのが常識のようになっています。


しかし、一家は好運な事に、去年の今頃、父が単身で1週間だけチューリッヒを訪れ、

1日目の見学にて、即、そのアパートが契約できたのでした。(その時の様子
もちろん、日本にいる間に何ヶ月も前から不動産屋さんには連絡を入れていましたが。


一家、もうすぐチューリッヒを離れます。

アパートも退去届けを出さなくちゃな〜。

そしたら、何回も見学のヒトがくるんだろうなぁ〜と思っていた時でした。


一家と入れ替わりでチューリッヒに住むみたいというヒトから連絡がありました。

このブログを通じて幼稚園の事とか住宅の事等をたずねてきたのです。


家族構成から、一家の住んでいるアパートメントは広いかもしれないし、

家賃も少々高めの地域になるのでどうかなぁ〜とは思いましたが、

何度かメールでやり取りして、結局、一家の住んでいるアパートに次に住めたらなぁ〜

という事になりました。


不動産屋に『次に住みたいといっている日本人がいる』

そう父が告げると、『いいですよ!』とあっさり。


何度か不動産屋と一家、彼らの間で連絡が交わされ

彼らはまったく物件をみずに契約、デポジットの支払いに至りました。



彼らの家族のうち、ダンナさんだけ先に1日にチューリッヒ入り。

まずは職場の宿泊施設にて現在は宿泊中。

家族は後ほど一家が帰った後にやってくるそうです。



そして、3日、そのダンナさんがアパートメントの見学にみえました。

結構古いアパートなのでどうかなぁ〜と思ったけど、

好印象のようで安心。

母の心配は

『チューリッヒの住宅獲得は手強いと聞いてて、
 一家の住んでたアパートを借りることにしたけど
 高い割に、古くって大丈夫なのかここ!?
 はずれクジ引かされたんじゃないか!!』

って思われてなければいいなぁ〜ってことかな。

建物というより、冷蔵庫やコンロ、トイレやお風呂など

どっちかといえば古いつくりだし、

なれちゃえばどうってことないんだけど、

最初はびっくりするだろうから。。。


立地はいいと思うの、

駅は近いし、トラムも1本で中央駅にも繁華街にも出られるし

繁華街ほどごみごみしてないし、

住んでる住民は、そこまでこわくないし。

近所には景色のいい公園も、のんびりできる公園もあるし、

動物園だってふら〜っと立ち寄れる。


まぁ、これも母の個人的な意見なんだけどね。

あとは彼ら家族が新しく生活を始めたとき、

彼らにとっていいとこだったかどうかはわかる訳だし



とりあえず、一家のミラクル!ラッキー!!が

彼らにお裾分けできたと勝手に思いこんで『よかったよかった』と

思っている一家です。  

Posted by ちうりっぷ at 10:22Comments(2)TrackBack(0)スイス生活

2010年03月05日

大好きだった隣人

うちのアパート、7件の集合住宅。

洗濯や、買い物、幼稚園などでかけるときなど

たまに出会う住人もいるけど、あいさつするくらいな関係。

でも、1組だけ違う人がいます


一家の真上に住むご夫婦。


特に、ご主人は陽気です。

初めてであったとき

母は洗濯場にいました。

たまたまケラーに荷物をとりにきた彼が母を見つけ、話しかけてきました。

『ようこそ!チューリッヒへ!!』

ぺらぺら〜っといろいろ話しかけてきましたが、母、わからない顔をしていると、

英語に切り替えてくれました。

それでも、わからない顔をしていると

『英語・ドイツ語・イタリア語・フランス語、どの言葉が一番わかるかなぁ〜』って彼。

・・・日本語が一番・・・というと

『ごめんよぉ〜日本語はわからないなぁ〜』といいながらも

易しい単語を探してゆっくりと英語で話しかけてくれて、

奥さんを呼んできて『これが家内です』って紹介まで。

『今から、ハイキングに行くんだ!!』って仲良く出かけていきました。

御年、50〜60代です。


とっても仲のよい楽しいご夫婦です。


その後も、出会うたび話しかけてくれて、

洗濯がバッティングしたときは終わったら『あいたよ〜』って呼びにきてくれたり

バカンスで出かけたんだってお土産をくれたり、


子供がつくった雪だるまがとけちゃったのを見て

『雪だるま、かわいかったのに、ばいばいだね〜』って奥さんも。


数え上げたらきりがないほど

彼らとは楽しい思い出があります。



そして、2日夜、

いつも通り、母洗濯に降りていきました。

そのとき、ちょうどたまたま夫婦で帰宅。

母、洗濯物を持ったまま挨拶。


そして、わかれた後、伝え忘れたことがあって呼び止めた

『もうすぐ、日本に帰ります。』

そう告げると、彼、

『で、いつ戻ってくるんだい?バカンスかな?』

いいえ、戻りません。帰るだけです

『・・・?え、ここに住むんじゃないの?』

1年だけ、仕事の関係で滞在しました。もう帰らなくては

『それはいつだい?』

16日、2週間後です。。。

『我々は、来週、スポーツ休暇を取ってクロスカントリーをしに山に行っちゃうんだ
 帰ってくるのは、、、15日だから、会えるかどうか。』

『もう、今しか挨拶できないのかも。。。』

『いや、今週、週末にでもドアベルを押すよ。いるかい?』

あ、4〜7日、フランスに旅行に出かけます。

『なんだって!?それはいい。っていうより、明日しか会えないじゃないか!
 よし、明日の夕方、家にいるかい?絶対ドアベルを鳴らすからね!』

そういう会話をしてわかれました。


そして、予告のあった3日。

夜9時にドアベルは鳴りました。

『今日は仕事で東スイスまで行っていてね、今やっと帰って来れたんだ。』

とご主人。

『家内も会いたがってたけど、仕事がまだ終わらなくってね、』

と差し出した手に、、、

『これは、家内と私からのメッセージカード、
 そして、こっちはチューリッヒと、スイスの写真集、これで思い出してね。
 こっちは、シュプリングリのチョコだよ』



もちろん、いつも通り、母にわかるように言葉を選んでゆっくりゆっくり

何度も何度も。


『いい旅行でありますように。そして、いつまでも幸せでありますように』

何度も何度も告げ、子供たちにも別れを告げた彼

『奥さんが会いたがってたから、もしかしたら明日朝またドアベルならすかも!?』

そう言って帰っていきました。

結局ドアベルは、ならなかったけど、

その気持ちだけでうれしかった。



彼の帰った後、カードを見てみたら、

最後に電話番号と

『スイスにまた来たときはぜひ、連絡してください』と。



この記事は、パリのホテルにて書いてます。

昨日のことを思い出すと、今でも涙が出てきます。

こんなすてきな人たちに囲まれて生活していた一家は

幸せでした。  

Posted by ちうりっぷ at 11:07Comments(10)TrackBack(0)スイス生活

2010年03月12日

ぼくときみのラララ

先日4日朝、日本のウィンディーの幼稚園から

依頼しておいた物が届きました。

23日卒園式の時にみんなでうたう歌を教えてもらえたら、

こちらで練習させますと連絡したのです。

みんながうたえるのに自分一人うたえないと

ふてくされるのは目に見えて分かっていたので

みんなと一緒にうたえるように楽譜、

だめならタイトルだけでも教えてもらって

あとは検索でもかけて歌詞をしらべて、

試聴サイトでもワンフレーズでも聞けたらと思っていました。


そして、届いた物は、

この曲を歌いますという歌詞カードと、

その曲のCDでした。

もちろん、コドモ達のカードも同封されていましたよ!



曲は2曲ありました。

・・・もし、同じ幼稚園のヒトで園児から

『おかあさんにはびっくりさせるためナイショね』と言われてるヒトが

このブログを読んでたらコドモには知らなかった事にしてください。


1曲は『どっきどきどん!一年生』

これは、ウィンディー以前から聞いた事があったようで

CDを聞く前から

パリ行きの電車の中でもうたっていました。



そして、もう1曲は『ぼくときみのラララ』です。


電車の中で歌詞をみました。


作詞・新沢としひこ   作曲・中川ひろたか


さよならなんて いわなくても いいよね また あえるね
げんきでなんて いわなくても げんきで また あえるね
ぼくのみるそらと きみのみるそらは
つながっているから おんなじそらだから
ラララ さよならのかわりに なみだのかわりに
ラララ きみとぼくのあいだに ラララ ひとつのうた



こころがちょっと いたいのは えがおが まぶしいからだね
さみしいなんて いわないのが いいよね きっと あえるね
ぼくのあるくみちと きみのあるくみちは
つながっているから おんなじみちだから
ラララ かなしみのかわりに てをふるかわりに
ラララ きみとぼくのあいだに ラララ ひとつのうた



ぼくのみるゆめと きみのみるゆめは
つながっているから おんなじゆめだから
ラララ さよならのかわりに なみだのかわりに
ラララ きみとぼくのあいだに ラララ ひとつのうた



歌詞カードではうたえんと文句を言ったのでイラスト付きにしましたが。。。



最近は難しい歌を歌うのですね。

というより、今の一家の状況とも一致しているようです。



現在は、この曲ばかりリピートして聞いています。

ウィンディーもおかげさまで覚えてきたようです。




ちなみに、同じ幼稚園を30年弱前に卒園した母は、

『一年生になったら』と『思い出のアルバム』をうたったように思います。
なにせ古い記憶、違ってるかも。
  

Posted by ちうりっぷ at 04:33Comments(0)TrackBack(0)スイス生活

2010年03月14日

育児サークル退会 その2

実は2月26日に退会した育児サークル、

先日3月12日、予定が特になかったので、

連絡して、顔を出してきました。


この日は、今までサークルで練習してきた劇の発表会。

一家は最初の方は練習に参加していましたが、

途中、風邪をひいたり、なんやらかんやらで

練習の日にかぎって参加できない事が続いた。


そのため、この日は、みんなの劇を鑑賞するお客さんになりました♪

劇は14匹シリーズで有名ないわむらかずおさんの『どこへいくの?ともだちにあいに!




ご存知のヒトもいるかとは思いますが、この絵本は、実は2カ国語です。

日本語と英語。

反対側も表紙になっており、英語版は『はらぺこあおむし』で有名な

エリックカールさんの作品になっています。



どうでもいいけど、同じ本なのに、amazon.co.jpにて見てみると、
日本語表紙『どこへいくの?ともだちにあいに! 』と
裏むけただけの英語表紙『Where Are You Going? to See My Friend! 』で
値段が違うのはなぜ?これだったら、英語本として買った方がやすいわ!
あ、出版社が違うんだ。でもどっちもほぼ同様の仕様らしいし



両方から『友達』を探しに出かけ、

真ん中で出会います。

同じストーリーで進んでいくのですが、

作者によってこんなに表現が違うんだ!と面白い発見ができる絵本です。


ネコ『どこへいくの?』

イヌ『ともだちにあいに』

と始まるこの絵本、劇にするとよさそうねっていうメンバーからの提案で

劇の練習がはじまったのです。


日本の幼稚園では、保育参観や発表会などで劇の練習や発表がありますが、

スイスの幼稚園では(少なくともウィンディーのいた期間では)そういう練習や

発表会というものがありませんでした。


だから、ひさしぶりにコドモ達の可愛らしい発表会をみられて

楽しかったです。


さて、その後、いつものように絵本を読んでもらって、

この日はちょっと時間があったので手遊びをして、

いつものおわかれのうた。


と、その前にサプライズ。

一家、本当に最後の日という事でみんながうちのコドモ達の為に描いてくれた

メッセージカードを1冊の絵本にしてつづってくれた物を頂きました!

これは、全く知らされていなかった事で、

ほんとうにびっくりしました。


一家に宝物がふえました。

サークルのヒト達、おともだちには本当によくしてもらって。

ありがとうございました。おかげでたのしいスイス生活を送る事ができました。





ちなみに、終わって帰るとき、

サークルのある建物の下の階に

日本で言う児童館みたいな室内で遊べる広場があります。

ここはもちろん無料で使えます。

いつも、お姉ちゃんズは遊びたがりましたが、まっすぐ帰っていました。

でも、最後だし、閉館までの30分間、ここで遊びました。

お友達も数人、付き合ってくれました。

他にも現地のコドモ達がいっぱい遊んでいました。

お姉ちゃんズ、サニー共にたのしそう。

2人乗り(?)三輪車やろく木、バランスボール、滑り台など

大はしゃぎであそんでいました。


もっと前から遊ばせててもよかったかなぁ〜?

まぁ、普段は幼稚園行って帰ってからサークルだったので

疲れてたしぃ〜・・・(イイワケ汗・涙1

まぁ、最後にいい思い出ができたという事で。  

Posted by ちうりっぷ at 10:17Comments(6)TrackBack(0)スイス生活

2010年03月17日

とうとう

チューリッヒ空港に到着しました。

昨日は荷物をまとめ、大掃除をし、

大学近くのホテルに泊まりました。

夕飯はお友達(日本人)の家に招待してもらい、

ラクレット他ご馳走に、ビール、ワインまで。

彼らは明日も通常通り幼稚園も仕事もあるんだけど、
遅くまでもてなしてくれて
本当に楽しかったです。

彼らの家から見える『ざ・チューリッヒ』を夜景まで堪能しました。

その後、かわいらしいホテルでチューリッヒの景色にお別れ。


そして今日も、ホテルをチェックアウト後、またまたお友達のうちへ。

その間、父は家の最終掃除と

不動産やさんとのチェックの立ち会い。


母とコドモ達はお友達と昼食を一緒に食べ、

ベビーカーを貸してくれた友達も来てくれてたので、
ベビーカーを返し、

一緒にお茶して、

彼女は幼稚園午後のお迎えの為すぐに帰り

一家は待ち合わせの父の待つ大学へ。

大学までお友達が見送りに一緒に行ってくれました。


大学についたら、研究室の人が

『荷物多いし、子供もいるし』

ということで空港まで車で送ってくれると。

お友達とは、車に乗り込んだところで別れました。

お友達は男の子だから泣きませんでした。

お友達の妹は泣いていました。

ウィンディ−は車のなかで泣いていました。

サニーは寝ていました。

ウォーティーも途中から寝てました。



現在、空港内でのんびり。
おねえちゃんズはマックを堪能中

あと1時間でチェックインカウンターが開きます。

とうとう、

チューリッヒとお別れです。





そして17日夜中に日本到着。

翌日18日は朝からウィンディ−幼稚園です。

疲れているだろうけどガンバレ!

卒園式はもうすぐ!
  

Posted by ちうりっぷ at 02:30Comments(8)TrackBack(0)スイス生活